【広州モーターショー16】レクサス LCハイブリッド、中国初公開

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レクサスLC 500h(広州モーターショー16)
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レクサスは11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、新型クーペの『LC』のハイブリッド版、「LC500h」を中国初公開した。

LC500hは、「LC500」のハイブリッド版で、レクサスが新開発した「マルチステージハイブリッド」を搭載。ハイブリッドパワートレインは、エンジンが「2GR-FXS」型3.5リットルV型6気筒ガソリン。最大出力300ps/6600rpm、最大トルク35.5kgm/4900rpmを発生する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、360psのパワーを引き出す。

マルチステージハイブリッドは、2つのモーターを使用したハイブリッドシステムに、有段ギア(4速)の自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能に。エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出し、パワフルな走りを実現する。

さらに、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大。これにより、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立させた。

レクサスは広州モーターショー16において、「LC500hが、レクサスのハイブリッドの主導性を示すさらなる1台になる」と述べ、自信を示している。

《森脇稔》

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