富士重工業は11月25日、スバル『レガシイ』などのウォーターポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『レガシイ』『エクシーガ』『フォレスター』『インプレッサ』の4車種で、2008年2月2日~2011年1月14日に製造された11万8389台。
エンジンのウォーターポンプにおいて、ベアリング部の組付隙間が小さいため、ベアリングが破損し、ウォーターポンプが機能しなくなる場合がある。そのため、タイミングベルトが損傷し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ウォーターポンプを対策品に交換する。
不具合は93件発生、事故は起きていない。国土交通省からの指摘および市場からの情報により発見した。