【ロサンゼルスモーターショー16】「顧客はVRでバーチャル試乗したい」Facebookディレクターが語る

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Facebookのオートモーティブチームのディレクター Stephanie Latham
  • Facebookのオートモーティブチームのディレクター Stephanie Latham
  • Facebookの調査でカスタマーの59%が「VRで商品を見てみたい」、40%が「VRでバーチャル試乗したい」と回答
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11月15日(現地時間)、米国で開催されるロサンゼルスモーターショー16の前座イベントの中で、FacebookのオートモーティブチームのディレクターであるStephanie Lathamがこれからの自動車市場について語った。

Lathamは2011年にFacebookに入社し、現在はオートモーティブチームを率い、自動車メーカーのマーケッターたちと共にブランド認知の構築や、認知拡大、販売台数の増加に努めている。

Lathamは、初めに、モバイルシフトの影響で人とビジネスの関わり方が変化したことに言及、これからの自動車市場においてはカスタマー中心のマーケティング戦略が重要になると述べた。今や私たちの生活において必要不可欠となったスマートフォンやタブレットだが、これらのモバイル端末を生かした戦略として、カスタマー向けにVR(Virtual Reality)技術を活用した360度動画を提供しているBMWやアウディが良い例として挙げられた。実際、Facebookで行った「VR」に関する調査によれば、カスタマーの59%「VRで商品を見てみたい」と回答し、40%が「VRでバーチャル試乗したい」と回答していることも興味深い。

今後、自動車市場におけるマーケティング戦略として、モバイル端末を利用したカスタマーとのコミュニケーションがより活発に行われていくと考えられる。

《山本ちひろ》

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