気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。2016年10月7日付●上半期新車販売プリウスが首位、改良効果で2.5倍(読売・8面)●レガシィなど10万台リコール(読売・33面)●パリ協定来月4日発効、日本後れ「消極的」印象も(朝日・3面)●トヨタ、アジア初5位、ブランド番付、アップル首位(朝日・9面)●日本劇的白星、サッカーW杯アジア最終予選(朝日・23面)●リオの勇士きょう銀座に、五輪・パラのメダリストパレード(毎日・27面)●自動車の安全装置を充実、国交省、保安基準改正へ(産経・10面)●セブン&アイ、百貨店縮小、H2Oに 関西3店譲渡(日経・1面)●英半導体設計アームCEOに聞く、スマホの次は自動運転(日経・13面)●車輸出会社に数十億円出資、日本産業推進機構(日経・12面)●東京ガソリン急伸(日経・18面)ひとくちコメント「タケダ、タケダ、タケダ……」、昭和生まれの人には懐かしい大手製薬会社の会社名だけを連呼したTVコマーシャルだが、2016年度上半期(4~9月)の車名別国内新車販売ランキングをみると、「トヨタ、トヨタ、トヨタ……」とでも、ついつい口ずさみたくなるほどの異様な事態である。きょうの各紙も「プリウス首位、4~9月新車販売」などと、経済面で取り上げているが、そのトヨタ自動車はベスト10のうち、昨年末に新型モデルを投入した『プリウス』が首位となったほか、3位に『アクア』、5位に『シエンタ』、8位に『ヴォクシー』、9位に『パッソ』、10位に『カローラ』と6車種もランクインしていた。4位のダイハツ工業の『タント』を含めると、トヨタグループで7車種もベスト10入りを果たしたことになる。しかも、前年同期の台数と比べてもプリウスが約2.5倍、シェンタが約2.1倍、パッソも約2.1倍と軒並み大幅増となり、低迷が続く国内新車市場の中で「トヨタ1強」がより鮮明になったといえるだろう。ただ、9月の単月では、ホンダの『N-BOX』がプリウスを僅差で追い抜いて首位となったほか、6位には日産自動車の『デイズ』が復活、スズキも『アルト』が9位、『スペーシア』も10位となり、トヨタはベスト10では4車種にとどまった。もっとも、総台数としては減少傾向が続いており、日経も「2年連続で500万台を割り込む可能性が濃厚になってきた」と伝えている。
同乗者のテレビ視聴とナビ操作を可能に、ブリッツの「テレビナビジャンパー」にレクサス『LM500h』40系『アル/ヴェル』など適合が追加 2025年7月30日 ブリッツが販売中の「TV-NAVI JUMPER」(テレビナビジャンパー…