【ペブルビーチ 16】キャデラック エスカーラ、先進の車載インフォ搭載

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キャデラック エスカーラ コンセプト
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米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックが8月18日、米国カリフォルニア州で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で初公開した『エスカーラ コンセプト』。先進の車載インフォテインメントも注目できる。

エスカーラ コンセプトでは、曲線を描く3つのOLED(有機LED)式ディスプレイをダッシュボードに採用。このテクノロジーは、今後市販する予定のキャデラック車向けに開発された。

ドライバーの正面には、非常に薄い曲線状のディスプレイが重ねられており、「Cadillac」の文字をあしらったエンボスが施されたハンドステッチ加工のレザーで覆う。メーターパネルを構成する複数のディスプレイは、一つのユニットとして統合される。

また、エスカーラコンセプトには、コネクティビティコントロールの新たな機能も導入。現時点では、開発途中のプロトタイプだが、将来的に市販車に採用予定。システムには、センターコントロールモジュールが備わっており、タッチ操作だけでなく、声やジェスチャーでも一連の通信機能をコントロールできる。コントローラーの内部には、キャデラックのアイコンである「flying Goddess」を配置。このアイコンは新たにデザインされたもので、キャデラックによると、ブランドの輝かしい歴史を象徴しているという。

キャデラックのグローバルデザイン部門のアンドリュー・スミス エグゼクティブディレクターは、「エスカーラコンセプトのインテリアは、従来のものを凌ぐ仕上がり。独創性あふれる精緻なクラフトマンシップが際立っているだけでなく、テクノロジーとの統合が実に芸術的」とコメントしている。

《森脇稔》

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