“ミスターSUPER GT”こと脇阪寿一監督(LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S)が、週末(27~28日)に迫った第6戦「鈴鹿1000km」を前に、SUPER GTというシリーズ、そして鈴鹿1000kmという伝統あるレースの魅力を語る。前編は今季前半総括とシリーズの魅力についてだ。
44歳となる今季開幕前にGT500クラスドライバーとしての充実のキャリア(個人王座獲得3回)に終止符を打ち、自身初王座獲得時(02年)の所属チームである「LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S」の監督に就任した脇阪寿一(他シリーズでは現役)。ミスターSUPER GTとも呼ばれる存在感は監督になっても不変で、サーキットではGT500現役ドライバーたちと互角以上の人気を依然として誇る。