【パイクスピーク16】ホンダ NSX 新型、量産車クラスで優勝

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量産車クラスで優勝のホンダ NSX 新型
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日本時間の6月27日、米国で決勝レースが行われた「第100回パイクスピーク国際ヒルクライム」。新型アキュラ(ホンダ)『NSX』が、量産車クラスで優勝を果たした。

今年のパイクスピーク国際ヒルクライムに、アキュラは2台の新型NSXを投入。「タイムアタック1」および「タイムアタック2」クラスに参戦した。新型NSXにとっては、これが北米でのレースデビューの場となった。

タイムアタック1クラス用の新型NSXは、シャシーの軽量化や高効率のレーシングエグゾーストを装着するなどの変更を実施。タイムアタック2クラス用の新型NSXは、基本的に市販車状態で、レースに必要な安全装備が追加される。

2台の車両を開発したのは、ホンダの北米R&D部門のエンジニアチーム。ドライバーには、ホンダの北米パワートレイン開発部門のジェームズ・ロビンソン氏と、新型NSXの開発においてパフォーマンスを統括したエンジニア、ニック・ロビンソン氏を起用した。

6月27日の決勝レースでは、2台のうちの1台、タイムアタック2クラスに参戦した新型NSXが、同クラスで優勝を獲得。タイムは10分28秒820。総合でも77台が完走した中、20位の結果を残した。

ドライバーのニック・ロビンソン氏は、「新型NSXで量産車クラスを制したのは、最高に幸せ。開発スタッフ全員のこの数年の努力が、実を結んだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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