独特のスケジュールでイベントが進行するのがインディアナポリス500マイル・レースだ。決勝2日前の金曜日はカーブ・デイと呼ばれる最終プラクティスが行われた。決勝レースを意識して基本的には多めの燃料を積み、集団走行の中での速さと最適なハンドリングを求めてセッティングを煮詰めるセッションになる。午前11時から正午までの予定だった走行時間は終盤、女性ドライバーのピッパ・マンのクラッシュにより終了時間が延長された。1時間を通じてのトップスピードをマークしたのはチップ・ガナッシ・レーシングのトニー・カナーンだった。カナーンの記録した1周平均226.280マイル/hというスピードは2位のカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)に実に1.508マイル/hもの大差を付けるものだ。それでも集団走行でのスピードだけに誰が何台のドラフティングを受けたかは分からず、安直にスピード比較が出来ないのがカーブ・デイでもある。3位にはカナーンのチーム・メイト、スコットディクソンがつけた。トップこそシボレーに奪われたホンダ・エンジン勢だがトップ10を見ればシボレーと同数の5台を送り込んでいる。予選を12位で通過している佐藤琢磨のこの日のスピードは223.433/hで15番手にランクされた。2位からの差は僅かではあるが琢磨本人は納得できていなかった。各チームはこの日のデータを元にマシンに微調整を加え、決勝レースへ挑む。
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