米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは4月8日、新型『コルベット グランスポーツ』の量産第一号車を、チャリティ目的でオークションに出品した。同車は3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で初公開。「グランスポーツ」は、歴代コルベットに用意されてきた伝統の高性能グレード。初代グランスポーツは1963年に発表。モータースポーツ参戦のために、わずか5台のみが生産された。ジュネーブモーターショー16で初公開された新型コルベット グランスポーツは、最新の『コルベット』がベース。軽量化やエアロダイナミクス性能の向上を図り、サーキットでの性能を引き上げる。ブレーキはブレンボ製。ミシュランの「パイロット・スーパースポーツ」タイヤは、フロントが285/30ZR19、リアが335/25ZR20サイズ。磁性体ダンパーや専用チューンのスプリング&スタビライザー、電動LSDなどを標準装備した。「LT1」型6.2リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力460hpを発生。トランスミッションは7速MTまたはパドルシフト付きの8速AT。MTはレブマッチング付き、ATは専用プログラムとなる。この新型コルベット グランスポーツの量産第一号車が4月8日、米国フロリダ州で開催された有名自動車オークション、「バレット・ジャクソン」に出品。17万ドル(約1835万円)で落札された。GMはこの全額を、米国でガン撲滅の活動を行っている団体に寄付するとしている。
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