【トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型】個性異なる2フェイスを採用…ユーザー層を拡大

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トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型
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トヨタ自動車『パッソ』とダイハツ工業『ブーン』は6年ぶりの全面改良を機に、ダイハツが軽自動車で展開している個性の異なる外観デザインでグレード分けする2フェイス戦略を採用した。

もともと先代のパッソにはフロントフェイスを変えたグレードが設定されていたが、新型の開発を手がけたダイハツの正木淳生エグゼクティブチーフエンジニアは「先代のパッソは2フェイスでも同じような雰囲気だった。今回の2フェイスは変更範囲を拡大して、かなり距離をとった」と語る。

というのも先代のパッソは「ヘッドランプとバンパーのみを変えていた」が、「今回はエンジンフードとフロントフェンダーも変えた。そしてリアはバンパーも専用に起こしている。従来、ダイハツが軽でやっていた2フェイスと同じ規模」と正木氏は解説する。

先代まではトヨタとダイハツの共同開発だったが、新型では開発から生産までダイハツが一貫して担当する体制に変更された。正木氏は「最初から2フェイスを考えていた」とした上で「お客様の広がりをもう少しとりたいということで、変更規模を大きくして2つを引き離した」と振り返る。

具体的にはベースグレードとなるブーン/パッソは「合理的で存在感のあるデザイン」とし、上級グレードのブーンシルク/パッソモーダは「スマートかつ上質感を表現した」という。また内装も「ブーン/パッソは広さと軽快感を表現し、ブーンシルク/パッソモーダについては黒基調の空間にグレージュをあしらいマゼンタのアクセントカラーを施すことで上質感を演出した」としている。

《小松哲也》

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