ダイハツ、トールなど6車種26万9000台を追加リコール…燃料ポンプ不具合

ダイハツ・トール(2018年)
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ダイハツは11月2日、『トール』など6車種26万9280台について、燃料ポンプ不具合でエンストのおそれがあるとして、再度、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ダイハツ『トール』『ブーン』、トヨタ『ルーミー』『タンク』『パッソ』、スバル『ジャスティ』の6車種で、2018年4月5日から2019年5月10日に製造された26万9280台。

対象車両は、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。不具合は356件発生、事故は起きていない。

ダイハツは2021年6月24日付けで21車種/95万6221台を対象に、2023年5月26日付けで18車種/14万7042台を対象にリコールを届け出たが、検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、再度リコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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