日産自動車が3月23日、ニューヨークモーターショー16でワールドプレミアした『GT-R』の2017年モデル。同車の公式映像がネット上で公開された。
2017年モデルでは、3.8リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを、さらに強化。最大出力は570psと、従来比で20ps引き上げた。日産によると、よりフラットなトルクカーブを実現しているという。
内外装も変更。外観は、Vモーショングリルをやや大型化し、エンジン冷却性能を向上。このグリルは、新しいメッシュパターンと、マットクローム仕上げが施される。ボンネットも空気の流れに配慮した新形状で、高速走行時の安定性を高める。
室内は、フロントシートが新デザインで、ホールド性と快適性を向上。スイッチ類の数は、27から11へ減らし、操作性を引き上げた。パドルシフトはステアリングホイールに移設され、ステアリングホイールから手を離すことなく操作できるようにした。
日産は今回、公式サイトを通じて、GT-Rの2017年モデルの映像を配信。2007年のデビューから8年を経て、さらに「深化」した内容を紹介している。