【バンコクモーターショー16】伝説のライダーの名が限定モデルで復活…ドゥカティ スクランブラー

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スクランブラー・マイク・へイルウッド・エディション
  • スクランブラー・マイク・へイルウッド・エディション
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ドゥカティはバンコクモーターショー16で、伝説のライダー「マイク・ヘイルウッド」の名を冠した限定モデル、『スクランブラー・マイク・へイルウッド・エディション』を公開した。2016年9月に全世界58台限定で発売となる。

この企画の発端は、へイルウッド未亡人のポーリーンがドゥカティ・タイランドの経営陣と会ったときに出たアイデアだとか。ドゥカティはタイに生産工場を持ち、ここからASEAN各国や中国などに輸出している。スクランブラーも例外ではない。

58台という中途半端に思える台数なのは、マイク・へイルウッドが初めてドゥカティを駆ってGPに出場した1959年から数えて58年目に発売されるものだからだという。

スクランブラー・マイク・へイルウッド・エディションは、1979年モデルとして発売された『900MHR』を思わせるデザインを持つ。1978年のマン島TTレースは、11年ぶりに2輪レースに復帰した マイク・へイルウッドが優勝。これを記念して、参戦マシンに似せて作られたのが900MHRだ。MHRとは「マイク・へイルウッド・レプリカ」の略で、ブランドを代表するヒット作となっている。

いっぽうスクランブラーの限定モデルには、レースマシンのような大型フェアリングは装備されない。あくまで「900MHRの雰囲気」を楽しむといった程度だ。つまり、この限定モデルは「900MHRのレプリカ」というよりも、カスタマイズの多様性を示すショーケースのひとつと捉えたほうがよさそうだ。

ベースとなったスクランブラー・アイコンからは、ヘッドライトまわりの小さなフェアリング、シートカウル、サイドカバー等が追加された程度。このためMHRを特徴づけているグリーンとホワイトのグラフィックスも、スクランブラーのデザインに合わせてアレンジが加えられている。

《古庄 速人》

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