北米カーオブザイヤー主催団体は1月11日、米国で開幕したデトロイトモーターショー16において、「2016北米トラック&SUVオブザイヤー」を新型ボルボ『XC90』に授与した。
北米トラック&SUVオブザイヤーは、今回で23回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中から、ベストな1台を選ぶ。
リストには、正式発表前の新型車が含まれる。これは2016年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間2000台以上を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。
2016北米トラック&SUVオブザイヤーの最終選考3台は、以下の通り。
ホンダ・パイロット
日産 タイタンXD
ボルボ XC90
この中から、新型ボルボXC90が、2016北米トラック&SUVオブザイヤーに選出。日本車の北米専用車、ホンダの中型SUV、『パイロット』の新型と、日産のフルサイズピックアップトラック、『タイタン』の2世代目、『タイタンXD』を抑えての受賞となった。
XC90の同賞受賞は、2003年の初代以来、2度目。ボルボカーUSAのLex Kerssemakers社長兼CEOは、「XC90が、この名声があり最も尊敬される賞を受賞したことに、大変興奮している」と述べている。