ヒュンダイのPHV、ソナタ 新型…米10ベストエンジンに輝く

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ヒュンダイ 新型ソナタ プラグインハイブリッド(デトロイトモーターショー15)
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月10日、『ワーズオートワールド』誌が主催する「10ベストエンジン2016」に、新型『ソナタ・プラグインハイブリッド』用のPHVパワートレインが選ばれたと発表した。

10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が22回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者が10エンジンを選出する。

選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万1000ドル(約740万円)以下に限定される。したがって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外された。

10ベストエンジン2016のひとつに選出されたのが、新型ソナタ・プラグインハイブリッド用のPHVパワートレイン。PHVシステムのエンジンは、新型『ソナタ ハイブリッド』と同じく、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「GDI」。最大出力は154hp、最大トルクは19.4kgmを発生する。

モーターは、最大出力68hpで、新型ソナタ ハイブリッド用よりも32%パワフル。PHVシステム全体では、202hpを獲得する。モーターは、6速ATと一体設計。二次電池はリチウムポリマーバッテリー。蓄電容量は新型ソナタ ハイブリッドの1.62kWhから、9.8 kWhへ約5倍も大容量化された。この結果、EVモードの航続距離は、クラスをリードする43.5kmを実現している。

《森脇稔》

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