トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは12月2日、欧州市場におけるハイブリッド車の累計販売台数が100万台に到達した、と発表した。
1997年12月、トヨタは日本国内において、初代『プリウス』を発売。欧州市場でトヨタがハイブリッド車の販売に本腰を入れるのは、それから約2年後。2010年1月、英国工場で『オーリス ハイブリッド』の現地生産を開始した時から。
2012年には、欧州で主力のコンパクトカー、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)にハイブリッドを設定。同年5月、フランス工場での現地生産に着手している。
現在、トヨタの欧州市場でのハイブリッド車は、プリウス、『プリウス+』(日本名:『プリウスα』)、ヤリス、『オーリス』、『カムリ』など。レクサスでは、『CT』、『GS』、『IS』、『LS』、『RX』、『NX』にハイブリッドを設定する。
2014年、トヨタの欧州生産のうち、およそ20%をハイブリッド車が占めた。トヨタモーターヨーロッパは、「欧州で販売されるハイブリッド車の3分の2は、欧州で生産」と説明している。