【MotoGP 日本GP】ロッシ「ポール獲れず残念だがポジティブな1日」

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バレンティーノ・ロッシ
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2015年のMotoGP世界選手権第15戦日本グランプリ。ランキング首位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、わずか0.081秒差で2番手。好調のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に隣のグリッドに並ぶ結果となった。

金曜日の走り出しから他を圧倒する速さを見せていたロレンソに対し、ロッシはタイムが伸びず苦戦。フリー走行2回目ではトップから0.8秒差の8番手。さすがに表情も険しかった。しかしフリー走行3・4回目と悪い部分を改善。予選ではついにロレンソを捉え、残り時間30秒を切ったところで1分43秒871をマークし暫定トップに浮上。誰もがロッシのポールポジション決定と確信したが、後方でアタックしていたロレンソが0.081秒上回り逆転されてしまった。

この時のことについてロッシは「最後のアタックは手応えがあったし、リーダータワーを見たらゼッケン46が一番上(トップ)だったから、ポールポジションを獲得できたと思って帰ってきた。だけどパルクフェルメでメカニックに2番手の場所に行くよう指示され…残念だったね。とにかくフロントローに来られたことは満足しているし、今日は凄くポジティブな1日だった」と、悔しさがありながらも、昨日までの遅れを挽回できたという点については笑顔を見せていた。

ただ決勝についての展望は慎重で「雨が降るかもしれないし、様々なことが起こると思う。だから始まってみないと分からないね。ただ、ホルヘをはじめ、上位陣は皆速いから、決勝でもしっかり離されないようにレースしたいね」とコメント。

結果だけを見ると、ロレンソが全セッションでトップタイムということでアドバンテージを握っていそうに見えるが、予選では彼を脅かす走りをみせたロッシ。11日の決勝は天気が心配されるが、チャンピオン争いをする2人の激しいトップ争いが繰り広げられそうだ。

《吉田 知弘》

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