ルノー ルーテシアRS に最高峰の「トロフィー」発表…329万5000円

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ルノー ルーテシア ルノースポール トロフィー
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ルノー・スポールの最高峰グレード“トロフィー”が、『ルーテシア ルノースポール(以下ルーテシアRS)』に追加された。11月12日より販売を開始する。価格は329万5000円。

ルーテシア RSトロフィーは、ルーテシア RSシャシーカップのエンジン、シャシー、トランスミッションをはじめ各部の性能を向上させたスポーツモデル。最高出力は20馬力、最大トルクは20Nmアップしたほか、デュアルクラッチトランスミッションの制御を改良し30%素早いシフトチェンジを可能とした。操舵性の向上、前20mm、後10mm低められた車高、アイドリングストップ機能の搭載など、全面的な改良が施されている。

現在ルノー・ジャポンが提供しているスポーツモデルは『ルーテシアRS』と『メガーヌRS』の2車種だ。これらモデルは、年々順調に台数を伸ばしており、2014年は、992台を販売。「この台数は世界で第3位という優れた成績」と話すのは、同社マーケティング部の近棟伸邦さんだ。今年8月時点では「既に621台を販売。昨年同様好調に推移している」と評価する。

今回投入するルーテシアRSトロフィーには、パールホワイトのマット仕様、「ブランジーヴルナクレマット」というカラーがある。同社代表取締役社長の大極司氏は、「この塗装は非常に難しく、一日に2台程度しか作れない」という。つまり、月に40台程しか製造できないのだ。

しかし、ルノー・ジャポンでは日本向けに(約3か月程度の期間に)50台優先的に確保した。大極氏は「それだけルノー・スポール社は日本市場に期待しており、また、これまでルノー・ジャポンも貢献してきている」とし、世界第3位の販売実績等の積み重ねが今回の台数確保につながったことを強調した。

「ブランジーヴルナクレマット」の初回生産分50台の予約注文受付期間は、10月30日から11月8日まで。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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