BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは9月10日、ドイツで9月15日に開幕するフランクフルトモーターショー15において、改良新型『D3 Bi -Turbo』を初公開すると発表した。
アルピナが、BMW『3シリーズ』をベースに開発したのがD3 Bi-Turbo 。ガソリンエンジンの高性能グレード、『B3 Bi-Turbo』を用意するアルピナだが、このD3 Bi-Turboは、ディーゼルエンジンを搭載するのが特徴。
直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンは、アルピナが独自にチューニング。チューニングの内容は、車名の由来となった専用ツインターボをはじめ、吸排気系の高効率化など。その結果、最大出力350hp/4000rpm、最大トルク71.4kgm/1500-3000rpmを引き出す。
トランスミッションはZFと共同開発した8速AT、「スイッチトロニック」。足回りは、サスペンションやブレーキを強化。改良新型D3 Bi-Turboは、4ドアセダンの場合、0‐100km/h加速4.6秒、最高速276km/hの実力を発揮する。
改良新型モデルでは、新デザインのフロントスポイラー、LEDヘッドライト&テールランプを採用。リアバンパーは、ツインマフラーと一体デザインに。細いスポークデザインのアルミホイールは、アルピナらしい部分。内装も、アルピナの独自テイストに仕上げられている。