フランスの自動車大手、ルノーは9月3日、コンセプトカーの『アラスカン』の概要を明らかにした。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。アラスカンは、ルノーが2016年前半に市販予定の小型ピックアップトラックを示唆したコンセプトカー。ルノーはLCV(軽商用車)市場の強化を目指しており、最大積載量1トンクラスのピックアップトラック分野に、新型車を投入する。ルノーは2015年6月、アルゼンチンで『ダスター・オロチ』を発表。同車は、南米向けの小型ピックアップトラックだった。これに対して、アラスカンの市販版は、グローバルモデルに位置付け。アラスカンは、ビジネスにレジャー及び毎日使えるピックアップトラックを目標に開発。堅牢でがっしりとして、かつ最先端のデザインが追求された。パワートレインは、ルノーの商用車、『マスター』用の直列4気筒ツインターボディーゼル。ルノーは、「優れたパフォーマンスとクラス最高の燃費、CO2性能を実現した」と説明している。
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