フランスの自動車部品大手のFORVIA(フォルビア)は、ルノーの次世代コンセプトカー『エンブレム』に革新的な技術が採用されたと発表した。
FORVIAインテリアは、エンブレムのダッシュボード、ドアパネル、センターコンソールを手がけ、2019年比で2035年までにCO2排出量を70%削減する技術を実証した。この削減は、車両のライフサイクル分析(LCA)手法に基づいている。
目標達成のため、FORVIAは工場での再生可能エネルギー使用、最適化された軽量設計、モジュール化とリサイクルを促進する生産・組立プロセス、そして低炭素影響のリサイクル素材と生分解性素材を組み合わせた新素材の統合など、あらゆる脱炭素化の手段を活用している。