トヨタ自動車は9月9日、『パッソ』のエンジン制御用コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『パッソ』1車種で、2014年4月7日~2015年3月16日に製造された計4万5937台。
エンジン制御用コンピュータにおいて、排気ガス再循環(EGR)バルブの制御プログラムが不適切なため、アクセルペダルの操作を繰り返すと、制御指示に対しEGRバルブの開度がずれて閉じなくなることがある。そのため、排気ガスが常時循環してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。
不具合は9件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。