全日本モトクロスの第7戦が7月5日、スポーツランドSUGOで開催され、マディコンディションの中、IAクラスで地元の熱田孝高(スズキ)が総合優勝を飾った。
第1ヒート、鮮やかなホールショットを決めたのは小島庸平(スズキ)。小島に続き好スタートを決めた熱田がオープニングラップにトップに浮上する。2周目、熱田はミスで3番手まで順位を落とすが、その隙に2番手に上がった安原志(ヤマハ)を3周目に抜き返すと、後半は確実に2番手をキープしてフィニッシュ。今季8度目となる表彰台登壇を果たした。
コースの半分近くをショートカットして行われた第2ヒート、またしてもホールショットを決めたのは小島。スタートでは出遅れた熱田だったが1周の間に驚異的な追い上げを見せトップに浮上。序盤トップをキープしていた熱田は中盤、一旦は成田亮(ホンダ)の先行を許すが、8周目成田からトップを奪い返し、後半確実にラップを重ねて後続を突き放すと、2位以下に半周以上の差をつけてトップフィニッシュ。自身約2年ぶりとなる優勝をマークし、今大会の総合優勝に輝いた。
■IA1(ヒート1)
1位:成田亮(ホンダ)
2位:熱田孝高(スズキ)
3位:安原志(ヤマハ)
4位:小方誠(ホンダ)
5位:小島庸平(スズキ)
6位:星野優位(ホンダ)
■IA1(ヒート2)
1位:熱田孝高(スズキ)
2位:成田亮(ホンダ)
3位:田中教世(ヤマハ)
4位:小方誠(ホンダ)
5位:深谷広一(ホンダ)
6位:星野裕(KTM)
■ポイントスタンディング
1位:小方誠(ホンダ)289P
2位:小島庸平(スズキ)276P
3位:熱田孝高(スズキ)276P
4位:成田亮(ホンダ)233P
5位:新井宏彰(カワサキ)233P
6位:田中教世(ヤマハ)207P