中国の自動車大手、上海汽車(SAIC)は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、コンセプトカーのMG『iGS』を初公開した。同車は、現在は上海汽車の傘下にある新生MGブランド初の量産SUV、MG『GS』をベースにしたコンセプトカー。世界の自動車メーカーが開発にしのぎを削る自動運転車(ロボットカー)を、上海汽車が国産技術として提示している。車名のiGSの「i」には、インテリジェント・ドライビングの意味を込めた。上海汽車の自動車研究の方向性を示すと同時に、最新の研究開発の成果を反映させたのが、この自動運転車となる。MG iGSには、上海汽車が開発した自動制御技術や各種センサーを搭載。速度が60‐120km/hの範囲で、自動運転を可能にした。さらに、自動駐車や自動での追い越し機能などを備える。上海モーターショー15のプレスカンファレンスでは、上海汽車の会長と社長が揃って、MG IGSを披露。中国自動車メーカーの技術力を、アピールしている。
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