2015年4月20日に開幕した上海モーターショーにて、ホンダは、ラージサイズSUVの『コンセプトD』をワールドプレミア。また、中国プレミアとして『シティ(CITY)』と、マイナーチェンジした新型『CR-V』を発表した。ラージサイズSUVとなるコンセプトDは「中国のお客様のために、上質な走りと広々とした空間を提供すると共に、FUNTECの先進技術を満載したホンダの最上級モデルとして開発中」とホンダ中国本部長である倉石城司氏は説明する。このコンセプトDが導入されれば、中国市場においてホンダのSUVは、小型の『ヴェゼル』『XR-V(ヴェゼル兄弟モデル)』、ミドルサイズの『CR-V』とあわせて、大中小のSUVが勢揃いすることになる。また、セダンにおいては上級モデルとして『アコード』、ミドルサイズの『シビック』があるため、その下のクラスを『シティ』(日本での『グレイス』同等モデル)が受け持つことになる。これもSUVクラス同様にラインナップが揃うことになった。広汽ホンダと東風ホンダの2社による中国販売年間95万台を目指すホンダは、人気のSUVとセダンのクラスのラインナップを拡充した。このほかプレスカンファレンスでは、広汽ホンダに新たな工場と研究所が建設中であることがアナウンスされた。そして東風ホンダでは、『エリシオン』のフルモデルチェンジと新型中型モデルの投入が予告された。
イード、「上海モーターショー2025」現地取材レポートを発表 ~EV技術は人型ロボットへ、日系メーカーは巻き返しなるか~ 2025年5月26日 今年の4月23日~5月2日に中国・上海で開催された「上海モーター…