ドイツの高級車メーカー、アウディは4月16日、コンセプトカーの『プロローグ・オールロード』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する上海モーターショー15で初公開される。アウディは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14に、コンセプトカーの『プロローグ』を出品。2015年3月、ジュネーブモーターショー15では、『プロローグ・アバント』を初公開した。プロローグ・オールロードは、これらに続く「プロローグ」シリーズ第三弾。第一弾のプロローグは、大型の2ドアクーペ。第二弾のプロローグ・アバントは、「アバント」の名前が意味する通り、5ドアのステーションワゴンだった。そして、第三弾は、「オールロード」の名を冠したクロスオーバー車を提案する。パワートレインは、引き続きプラグインハイブリッド(PHV)。今回は、さらに強化されており、エンジンは直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボ「TFSI」。モーターは、8速ティプトロニックトランスミッションと、一体設計した。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は734hp、トルクは91.8kgmとパワフル。0-100km/h加速は3.5秒の性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリーで、最大54kmのゼロエミッション走行が可能。欧州複合モード燃費41.7km/リットル、CO2排出量56g/kmの優れた環境性能を実現している。
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