スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新世代エンジンの「Drive-E」のフルライン化計画を発表した。
Drive-Eは4気筒のダウンサイジングユニットで、ガソリンとディーゼルがある。欧州では、2013年から市販車に導入されている。
ボルボカーズはジュネーブモーターショー15において、Drive-Eのフルライン化計画を発表。新たなに「D2」と命名された新ディーゼルを発表した。
このD2は、欧州向けの『V40』、『S60』、『V60』に設定。V40の場合、MTとの組み合わせにより、CO2排出量を82g/kmに抑えた。ボルボカーズによると、クラスで最もCO2排出量を低く抑えたという。
また、主力SUVの『XC60』には、「D4」のAWDと、「D5」の2.4 AWDのATが新登場。前者はCO2排出量を12%削減。後者はCO2排出量を149g/kmとした。ボルボカーズは、「2015年、Drive-Eのフルレンジ化が完成するだろう」とコメントしている。