米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『コルベットZ06』の欧州仕様車を初公開した。新型コルベットZ06は2014年1月、デトロイトモーターショー14でワールドプレミア。新型『コルベット』の頂点に立つ高性能グレードで、エンジンは自然吸気の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリン(最大出力455ps、最大トルク63.6kgm)に代えて、専用ユニットを積む。Z06では、「LT4」と呼ばれるスーパーチャージャー仕様となるのが特徴。直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、新開発のスーパーチャージャーで過給される。米国仕様の場合、最大出力は650ps/6400rpm、最大トルクは89.8kgm/3600rpm。トランスミッションは、7速MTと新開発の8速AT。0-96km/h加速は、7速MTが3.2秒、8速ATが2.95秒。また、0-400m加速は、7速MTが11.2秒、8速ATが10.95秒。世界屈指の性能を誇る。今回、ジュネーブモーターショー15では、新型コルベットZ06の欧州仕様車を初公開。欧州仕様のエンジンスペックは、最大出力659hp、最大トルク89.8kgmに決定した。また、動力性能について、0-100km/h加速は、7速MTが3.8秒、8速ATが3.4秒と公表されている。
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