【ジュネーブモーターショー15】マクラーレン P1 に1000psの「GTR」…サーキット仕様が誕生

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マクラーレン P1 GTR(ジュネーブモーターショー15)
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  • マクラーレン P1 GTR
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英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『P1 GTR』の量産モデルを初公開した。

同社は2014年8月、米国で開催中の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、P1 GTRのデザインコンセプトカーを発表。ジュネーブモーターショー15で初公開されたのは、このコンセプトカーの量産版。

『P1』は、マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー。同車のサーキット専用車として、開発されたのが、P1 GTR。極めて限られた少数の顧客のために、限定生産される。

P1 GTRは、市販車のP1対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディを採用。同社によると、市販車のP1比で、ダウンフォースは10%以上、高めているという。軽量化も推進。サイドウィンドウはポリカーボネート製に、ルーフはカーボンファイバー製に変更するなどして、市販車のP1に対して、50kgの軽量化を果たす。

3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)にも専用チューニングを実施。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps引き上げられた。

P1 GTRは2015年6月以降、限定生産する計画。マクラーレンは年内に、P1 GTRのドライバープログラムの第1回目をスペインで開催。P1 GTRのオーナーが、サーキット走行技術のレベルアップを図る機会を提供していく。

《森脇稔》

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