マツダは、軽乗用車『スクラムワゴン』と軽商用車『スクラムバン』をフルモデルチェンジし、3月5日より発売する。
新型スクラムワゴンは、軽乗用車トップの2240mmの室内長をはじめ、クラストップとなる1420mmの室内高(ハイルーフ車)、1355mmの室内幅を実現。フロントシートにはゆとりのあるベンチシートを採用し、シートスライド量を先代モデルと比べて運転席は65mm、助手席は60mm拡大した。
エンジンは伸びやかでトルクフルな走りを発揮するR06A型ターボを全車に搭載。ターボエンジンに合わせトルク容量を最適化した4ATとの組み合わせで、力強い走りとクラストップの低燃費16.2km/リットル(2WD車・JC08モード)を両立させた。
また、ワンアクションパワースライドドアや電動オートステップ、車速連動式オートドアロックなど快適装備も充実させた。
新型スクラムバンは、長さ1910mm×幅1385mm×高さ1240mmの荷室、高さ1165mm×幅1340mmのバックドア開口部、いずれもクラストップのサイズを確保。さらに荷室床面地上高を650mmに下げてバックドアの荷物の積載性も向上させた。
エンジンは吸気VVT機構を採用したR06A型エンジンを搭載。5MTをベースに、クラッチおよびシフト操作を自動化した新しいトランスミッション「5AGS」との組み合わせで、クラストップの低燃費20.2km/リットル(PA・5AGS・2WD・JC08モード)と、力強い走りを両立させた。
さらに両車ともに、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を採用した。
価格はスクラムワゴンが143万6400円から178万2000円。スクラムバンが92万3400円から126万6840円。両モデルともスズキからのOEM車両となる。