【ジュネーブモーターショー15】アウディ R8 新型に「LMS」…R8 史上、最も軽く安全なレーサー

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アウディ R8 LMS 新型(ジュネーブモーターショー15)
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  • アウディ R8 LMS 新型
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ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『R8 LMS』を発表した。

R8 LMSは、アウディ『R8』のレーシングカー。現行のR8 LMSは、世界のモータースポーツシーンで活躍中。アウディは同じくジュネーブモーターショー15で、2世代目となる新型R8の市販モデルを初公開。レーシングカーのR8 LMSも近い将来、新型ベースに切り替わる。

新型R8 LMSは2016年、FIA(国際自動車連盟)が導入する新しいGT3レギュレーションに合わせて、実戦投入される予定。新レギュレーションでは、衝突安全性の強化が求められる。アウディは、ルマン24時間耐久レース参戦マシン『R18e-トロン・クワトロ』のノウハウを応用しながら、衝突安全性を引き上げた。

駆動方式は、現行のR8 LMS同様、4WDから後輪駆動に変更。5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力585hpレベルを引き出す。ボディの多くにCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を採用するなどして、車両重量は1225kgに抑える。

また、新型R8 LMSは、現行型に対して大幅に性能を引き上げながら、部品のおよそ50%は市販車と共用する。アウディは、「新型R8 LMSは、史上最も軽く、安全」とコメントしている。

《森脇稔》

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