【ジュネーブモーターショー15】ブガッティ ヴェイロンに最終モデル、「ラ・フィナーレ」初公開

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ブガッティ ヴェイロンの最終モデル、「ラ・フィナーレ」
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フランスの高級車メーカー、ブガッティは2月23日、スイスで3月3日に開幕するジュネーブモーターショー15において、『ヴェイロン』の最後の1台、「ラ・フィナーレ」(La Finale)を初公開すると発表した。

ヴェイロンは、2005年の東京モーターショーで市販モデルを発表。8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを実現する。強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速407km/hという世界最高峰のパフォーマンスを可能にしていた。

このヴェイロンが、ついに生産を終了。それは、当初の計画通り、ヴェイロンの生産台数が限定450台に到達したため。その内訳は、クーペボディが300台、オープンボディの「グランスポーツ」が150台。すでにクーペは生産を終了しており、完売。今回、グランスポーツも150台が売れ、合計450台が完売に至った。

ジュネーブモーターショー15で初公開されるのは、まさに最終モデル。『ヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセ』のラ・フィナーレと命名された1台を初公開する。

この最終ヴェイロン、中東の顧客がオーダーした1台。リアスポイラーに、「La Finale」の文字が添えられている。

《森脇稔》

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