「春の関西1デイパス」3月5日発売…関西JR線と私鉄線など1日フリー

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JR西日本は3月5日から「春の関西1デイパス」を発売。関西圏のJR線が1日に限り自由に乗り降りできるほか、私鉄線などが利用できるチケットの引換券が付く。
  • JR西日本は3月5日から「春の関西1デイパス」を発売。関西圏のJR線が1日に限り自由に乗り降りできるほか、私鉄線などが利用できるチケットの引換券が付く。
  • 「春の関西1デイパス」で自由に乗り降りできるJR線の範囲。各観光地へのアクセス路線となる私鉄線などが利用できるチケットの引換券も付く。
  • 「京都定期観光・大原チケット」は京阪の東福寺~出町柳間などが自由に乗り降りできる。写真は京阪の出町柳駅。

JR西日本と京阪電気鉄道、南海電気鉄道、近畿日本鉄道(近鉄)、大阪水上バスの5社は3月5日から、春季限定の連携企画切符「春の関西1デイパス」を発売する。JR線のフリー切符に私鉄線などの割引切符引換券が付く。

JR線は関西圏の普通列車普通車自由席が1日乗り降り自由。大阪水上バスの「アクアライナー」(大阪城・中之島めぐり)と「水都号アクアmini」も、切符を提示すれば自由に乗り降りできる。これに「京都定期観光・大原チケット」「高野山チケット」「室生寺・長谷寺参拝チケット」のいずれか一つに引き換えることができる引換券が付く。

「京都定期観光・大原チケット」は、京阪電鉄の京橋~東福寺間を往復利用できるほか、京阪の東福寺~出町柳間と京都バスの京都駅前~大原間が1日乗り放題。さらに京阪バスの定期観光バス5コースのうち1コースが利用できる。

「高野山チケット」は、南海電鉄の新今宮~高野山間の往復乗車券と、南海りんかいバスの高野山内1日フリー切符をセット。さらに4月2日から5月21日に限り、大法会参拝志納割引券も付く。

「室生寺・長谷寺参拝チケット」は、近鉄の京都~長谷寺間往復と、長谷寺~室生口大野間の1日乗り放題、奈良交通バスの室生口大野~室生寺間の片道乗車券2枚、室生寺と長谷寺の拝観・入山料金割引券がセットになっている。

発売額は大人3600円・子供1800円で、発売・利用期間は3月5日から6月7日まで。JR西日本エリア内の主な駅のみどりの窓口などで、利用日の1カ月前から当日まで発売する。有効期間は1日間。

《草町義和》

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