2月13日から千葉・幕張メッセで開幕した「ジャパン キャンピングカーショー2015」で、山梨のキャンピングカー制作会社、ミスティックプランニングは、トヨタ『ランドクルーザー70 ピックアップ』のキャンピングカーを出展した。
同キャンピングカーは、ユニットを“荷台に積む”という「ピックアップキャビン」方式となっている。ユニットにはジャッキが装備されており、ユニットと車両とを自由に切り離し、または連結することができる。
ミスティックプランニングは、長年ピックアップキャビン(トラキャン)によるキャンピングカーを手がけてきたメーカー。同社の芦澤宝常務執行役員は「アメリカではトラキャンはメジャーな存在。これまでアメリカ車や軽自動車向けにトラキャンを製作してきたが、今回、ランクル70のピックアップが販売されたことに注目し、製作した」と話す。
ちなみにこのユニットは、ランクル70 ピックアップの横幅に合わせ、全幅1670mmで製作されている。ユニットの電源は、備え付けのバッテリーから引き込むため、長時間使用でも車両に影響が出ることはないという。また同バッテリーはランクル70とも接続されており、走行中にユニットのバッテリーの充電が可能とのことだ。