【F1】ヘレス合同テスト初日はフェラーリのベッテルがトップ…マクラーレン・ホンダも走行

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ヘレステスト初日でトップタイムを記録したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
  • ヘレステスト初日でトップタイムを記録したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
  • マーカス・エリクソン(ザウバー)
  • ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
  • ダニエル・リチャルド(レッドブル)
  • テスト初日に登場したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
  • フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
  • 2015F1ヘレステストの様子
  • カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)

2015年のF1開幕まで約40日に迫った2月1日、プレシーズン合同テストがスペインのヘレスサーキットで開幕。初日のセッションではフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

今年はスペインのヘレスとバルセロナで計12日間の日程が組まれているプレシーズンテスト。現在のF1ではプライベートでのテスト走行が厳しく制限されており、今季仕様のマシンを開幕までに熟成させる貴重なチャンスだ。初日はメルセデス、レッドブル、ウイリアムズ、フェラーリ、マクラーレン、トロ・ロッソ、ザウバーの7チームが参加した。

先日発表された新車『SF15-T』に乗り込んだベッテル。昨年までとは異なり白ベースにドイツ国旗が描かれたヘルメットを使用しコースイン。午前午後ともに勢力的に周回を重ね60周を消化し、ベストタイムは1分22秒620だった。

2番手にはザウバーに移籍したマーカス・エリクソン。1月30日にお披露目された新車『C34』で73周を走破。ベッテルにわずかに及ばなかったものの、フェラーリのパワーユニットを使用する2台が上位を独占する結果となった。

3番手には前年のチャンピオンチームであるメルセデス。セッション前に発表された『F1 W06 Hybrid』の初テストはニコ・ロズベルグが担当し、1日目から157周を走破。タイムこそ1分23秒106だったが、順調にテストメニューを消化できたようだ。

また今年久しぶりにタッグを組むマクラーレン・ホンダ。新車『MP4-30』の初走行はフェルナンド・アロンソが担当した。昨年末のアブダビテストではタイム計測ができなかったが、午前中のセッションで6周を記録しタイム計測も行なった。午後はトラブルによりガレージでの作業を強いられる事になり、この日のベストは1分40秒738だった。

ホンダが新しく開発したF1用パワーユニットでのテスト初日ということで、本格的なペースアップは翌日以降となりそうだ。

2015F1ヘレス合同テスト 1日目結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分22秒620(60周)
2.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分22秒777(73周)
3.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分23秒106(157周)
4.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分23秒338(35周)
5.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分23秒906(73周)
6.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分25秒327(46周)
7.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分40秒738(6周)

《吉田 知弘》

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