京都丹後鉄道、開業記念パスや各種企画切符発売へ…テーマは「家族」

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4月1日から「京都丹後鉄道」として現在の北近畿タンゴ鉄道(KTR)の運行を担うWILLER TRAINS(ウィラー・トレインズ)。「丹鉄」としてのスタートとともに、新たな企画乗車券を各種発売するほか、開業記念のフリーきっぷも用意する。

同社が新たに発売する企画乗車券は、沿線住民の利用を考えた商品と、外部からの観光客向けの双方を展開。沿線住民向けのテーマは「家族」で、家族全員での利用を意識した「週末ファミリーパス」や、孫との利用に向けた「55&キッズ全線パス」などを発売する。

「週末ファミリーパス」は土曜・休日の1日に限り、1枚で大人2人と子供2人が全線の普通・快速を自由に乗り降りできるフリー切符。通常料金は1枚2200円、ネットで購入する「Web割」では2000円で発売する。「55&キッズ全線パス」は、55歳以上の大人1人と同行する子供2人が全線の特急自由席・快速・普通を1日自由に乗り降りでき、こちらは平日も利用できる。価格は通常料金で1枚1700円、Web割で1500円となる。これらの切符は2月1日からWILLERのウェブサイトで予約を開始する。

また、花見の時期に合わせて4月の土曜・休日と5月4・11日に利用できる「お花見フリーきっぷ」、地元の祭りに合わせた「お祭りフリーきっぷ」も発売。どちらも全線の特急自由席・快速・普通が1日乗り降り自由で、料金は大人1200円・子供600円(Web割は大人1000円・子供500円)となる。

観光客向けとしては天橋立周辺の観光用として、全線の特急自由席・快速・普通列車のほか、丹後海陸交通のバス・観光船・ケーブルカー・リフトが乗り降り自由となる「天橋立まるごとフリーパス」を発売。1日用の「1Day」は大人3090円・子供1500円、2日用の「2Day」は大人4300円・子供2150円となる。このほか、丹鉄全線の特急自由席・快速・普通列車が1日乗り放題の「丹鉄まるごとフリーパス」を大人2200円・子供1100円(Web割大人2000円・子供1000円)で発売する。

2014年5月から運行を開始したレストラン列車『くろまつ』は、従来からのランチ列車とスイーツ列車に加え「ディナー列車」を西舞鶴~豊岡間で新たに運行する。

「丹鉄」としての開業を記念した「京都丹後鉄道開業記念フリーきっぷ」も発売する。1年間の有効期間のうち1日、全区間の普通・快速が1日乗り降り自由となり、券面は沿線7市町の特色をイメージしたという7種のデザイン。各デザイン1000枚限定でシリアルナンバー入りとなっており、シリアルナンバー1~100番はそれぞれ7種類セットをフレーム付きで販売するという。価格は通常版が大人1200円・子供600円、7種類セットが12000円で、2月1日からウェブサイトで予約を受け付ける。

WILLER TRAINSの村瀬茂高社長は1月29日に開かれた商品発表会で、「家族」をテーマとした沿線住民向けの企画商品について「沿線の交流人口を増やすのが目的」と説明。家族みんなで楽しめる鉄道を目指すとし、「お子さんから見ると列車に乗っていくのはそれだけで一つの旅行になる。家族でご利用いただける商品を提供していきたい」と述べた。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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