スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは11月3日、10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の4万3012台。前年同月比は24.7%の大幅増で、35か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。10月の記録を更新する1万2791台を販売。前年同月比は3.1%増と、堅調だった。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。10月の新記録の5372台を販売。前年同月比は10%増と、引き続き好調。
また、新型『WRX』シリーズも、良好な立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、2085台を販売。前年同月比は、53.8%増だった。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は10月、3154台を販売。前年同月比は11.6%減と、4か月連続のマイナス。
また、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、新型投入の効果で1万2624台。前年同月比は55.4%増と、4か月連続で増加した。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、新型投入により、105.9%増の6362台と4か月連続のプラス。
スバルの2014年1-10月米国新車販売は、前年同期比20.3%増の41万8497台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「過去6年、販売記録を更新してきた。現在の成功は、販売店の従業員の努力のおかげ」と語っている。