マイクロソフトの新世代ゲーム機『Xbox One』向けレーシングゲーム『Forza Motorsport 5』を東京ゲームショーで体験することができた。コースはニュルブルクリンク、マシンはアウディ『TTクーペ』を選んで一周を走ってみた。
会場にはThrustmaster社製の本格的ステアリングコントローラーと、バケットシートが用意され、コックピットポジションを選択してプレイをすると実車さながらの雰囲気で楽しむことができた。
実際にプレイしてみた印象は、コースの表現力や車内インテリアのリアリティなど、一世代前のハードと比べると圧倒的に情報量が多いと感じた。
それは、ステアリングに伝わってくる情報においても同じで、路面の状況をよりリアルに感じることができる。例えば、縁石に乗り上げた時、段差の大きさを感じ取れるぐらい実車に近く、ニュルのコースがどのようになっているのかが、文字通り手に取るようにわかる。
車両挙動に関しても、縁石に乗り上げた時やブレーキの使い方による影響など、再現性を一段高めている印象で、より実車に近い正確なドライビングテクニックが求められる。
ニュルブルクリンクのコースはPS用ソフト『グランツーリスモ6』で走り込んでいたのだが、実際にプレイしてみると、スタビリティコントロールをオンにしないと周回できないほどで、一周を走る緊張感や走り終わった疲労感も全く違うものだった。
このForza Motorsport 5、レーシングゲームの代表格『グランツーリスモ』ユーザーが嫉妬する仕上がりと言えそうだ。