米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは8月18日、ロシアで8月27日に開幕するモスクワモーターショー14において、『モッカ』の「モスクワエディション」を初公開すると発表した。
モッカは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で初公開。GMが2012年1月、デトロイトモーターショー12で発表した小型クロスオーバー車、ビュイック『アンコール』をベースに開発された。
モッカには、アンコールとは異なる専用フロントマスクを採用。さらに欧州向けらしく、エンジンには1.7リットル直列4気筒ターボディーゼル「CDTI」が設定される。このCDTIユニットは、最大出力130ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。
モスクワモーターショー14で初公開するモッカのモスクワエディションは、モッカをベースにしたロシア市場向けの特別仕様車。現時点では画像は公表されていないが、ボディカラーにはオレンジを採用。内装も、素材のグレードアップが図られる。
モッカはロシアで人気が高い。2014年上半期(1‐6月)は、9000台以上を販売。セグメントにおける市場シェアは14.5%と、トップに君臨している。