【トヨタ プロボックス/サクシード 改良新型】商用車の定番が12年目の改良、実用性と燃費を大幅向上

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トヨタ プロボックス / サクシード
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トヨタ自動車は6日、商用バン『プロボックス』と『サクシード』をマイナーチェンジし9月1日より発売すると発表した。2002年の発売以来、12年目の大幅改良となる。

プロボックスとサクシードは、それぞれ『カローラバン』『カルディナバン』の後を継ぎ商用専用車として2002年に誕生。多目的に使える広い荷室、高い経済性など専用車ならではの特徴が、経営者やドライバーに評価され、クラスでトップシェアを維持してきた。今回のマイナーチェンジでは、ビジネスシーンで実際にクルマを使用する人々の声を取り込み機能を特化、「日本のビジネスマンを力強くサポートする」。

プロボックスに新搭載する1.3リットルエンジン、両車の1.5リットルエンジンともにSuper CVT-iを組み合わせ、滑らかな走りと高い燃費性能を実現。 1.5リットル2WD車は、JC08モード燃費18.2km/リットルを実現。全車でエコカー減税の対象となった。

新エンジンの搭載にあたり、フロントのプラットフォームを刷新しサスペンションの構造も最適化。さらに車速感応型の電動パワーステアリングを全車に採用し、空車時、積載時ともに扱いやすさと高い操縦安定性を実現した。一方で、高い評価を得ている居住空間、荷室については従来型のプラットフォームを流用しプロボックスとサクシードの利点をそのまま活かした。

車内で過ごす時間が長い商用車ならではの改良として、特に運転席まわり全面的に刷新し使い勝手を大幅に向上。あらゆる機能を運転席から手が届く範囲で完結するようにし、実用性を高めた。1リットル紙パック飲料がそのまま収納できるセンタートレイ、A4サイズのノートPCや弁当が置けるインパネテーブル、スマートフォンを充電しながら固定できるマルチホルダーなどをセンタークラスターに集中。さらに、運転席のすぐ横にビジネスバッグが置けるようにするなど、ビジネスマンの利用シーンを想定した装備/機能を満載した。

新デザインとなったフロントマスクは、キープコンセプトながら力強さを増すとともに、歩行者傷害軽減ボディ構造を採用している。

プロボックスは全国のトヨタカローラ店、サクシードは全国のトヨタ店、トヨペット店で取り扱う。価格はプロボックスが、131万7600円(1.3リットル2WD「DX」)から179万8691円(1.5リットル4WD「F」)。サクシードが、143万7382円(1.5リットル2WD「U」)から179万8691円(1.5リットル4WD「TX」)。

月販目標台数は、プロボックスが2600台、サクシードが1600台。

《宮崎壮人》

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