ポルシェ世界販売、7.6%増…パナメーラ が28%大幅増 2014年上半期

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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは7月8日、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万6325台。前年同月比は14.1%増と、引き続きプラスを維持した。

市場別実績は、欧州が回復。欧州では6月、6136台を販売。前年同月比は30.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。このうち、地元ドイツは2481台を売り上げ、前年同月比は19.7%増。3か月連続で前年実績を超えた。

また、米国は前年同月比10.9%増の4102台と、6か月連続で増加。単一国としては、5か月連続で中国を上回り、最量販市場となった。その中国の6月実績は、3320台。前年同月比は1.1%増と、2か月ぶりに増加した。中国を含めたアジア太平洋/アフリカ/中東は、0.3%減の5255台と、3か月連続のマイナス。

2014年の上半期(1-6月)実績を車種別で見ると、『カイエン』が3万7200台と牽引。『911』シリーズが、1万5615台で、これに続いた。『パナメーラ』はおよそ1万3500台。前年同期比は28%増と大きく伸びた。

ポルシェの2014年上半期世界新車販売は、前年同期比7.6%増の8万7803台。同社のベルンハルト・マイヤー営業&マーケティング担当取締役は、「上半期は大きな成功を収めた。下半期(7-12月)は、『マカン』の世界市場への投入などにより、このペースを加速させたい」と述べている。

《森脇稔》

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