日産自動車が6月26日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」でワールドプレミアした『コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ』のフルサイズモデル。同車の初公開の様子が、ネット上で公開されている。同車は、「プレイステーション3」専用ソフトウェア、『グランツーリスモ6』と自動車メーカーのコラボレーション企画、「ビジョン グランツーリスモ」から生まれたヴァーチャル(仮想空間の)スポーツカー。英国ロンドンの日産デザインヨーロッパの若手デザイナーが、自由に夢のスポーツカーをデザインするというスタイルでプロジェクトを開始。その後、デザインを受け取った日産テクニカルセンターのエンジニアが、技術的なフィードバックを織り込み、デザインとテクノロジーのコラボレーションを重ねて開発が進められた。コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモについて公表されたのは、最先端の空力性能を備えた2+2列シートのスポーツカーコンセプトであり、4輪駆動かつ高性能なサスペンションを採用しているということのみ。しかし、これらの情報や、縦型のヘッドライトや丸型4灯のテールランプなどから、次期『GT-R』を示唆した1台の可能性もある。なお、日産からのコメントは、「将来のスポーツカーの方向性のヒントを与えるモデル」。6月26日、英国で開幕したグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014の日産ブースでは、コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモのフルサイズモデルを初公開。次期GT-Rへの期待感からか、多くのファンや報道関係者の熱い視線が注がれている。
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