マツダの米国法人、北米マツダは7月1日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、6月としては過去10年間で最高の2万6208台。前年同月比は16.5%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、8824台を販売。新型投入により、前年同月比は16.6%増と、4か月連続で前年実績を上回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、183%増の2103台と大きく伸び、4か月連続の前年実績超え。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、4793台を販売。前年同月比は24.8%増と3か月連続で増加した。一方、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、692台。前年同月比は18.2%減と、2か月ぶりに減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、7943台を販売。前年同月比は15.9%増と、5か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1441台にとどまり、前年同月比は28.5%減と2桁のマイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が412台を販売。前年同月比は34.6%減と、3か月連続で減少。
マツダの2014年上半期(1-6月)米国新車販売は、前年同期比7.9%増の15万6431台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「6月は2004年以降で最高の結果。とくに、アクセラ、アテンザ、CX-5の3車に対する需要が根強い」とコメントしている。