英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは5月14日、欧州向け『フリーランダー』の2015年モデルを初公開し、「メトロポリス」グレードを新設定すると発表した。
現行フリーランダーは2006年にデビュー。2世代目モデルにあたることから、「フリーランダー2」を名乗る。フリーランダー2は2010年、最初の改良を受け、フロントグリルやリアゲートを変更。2012年夏には2度目の改良を受けた。
外観は、ヘッドライトとテールランプにLEDを採用。フロントグリルやフォグランプのデザインも見直され、フェイスリフトを果たす。アルミホイールも新デザイン。室内は、センターコンソールのデザインを一新。7インチの液晶タッチパネルモニターを新たに導入した。また、4WDシステムの「テレインレスポンス」のダイヤルスイッチをボタンスイッチに変更し、パーキングブレーキも電気式に変更。これにより、収納スペースを増やしている。
今回、欧州で発表された2015年モデルでは、新グレードのメトロポリスがハイライト。フリーランダーに新たに用意された最上級グレードだ。ランドローバーは、「最もラグジュアリーなフリーランダー」と説明する。
その装備内容は、「ウインザー」と呼ばれる専用レザー内装、電動シート、パノラマサンルーフ、キセノンヘッドライト、リアビューカメラ、19インチのアルミホイールなど。プレミアムなメタリック塗装とグロスブラックのインテリアも、標準装備されている。