メルセデスSL63 AMG、欧州でパワーアップ…最大出力585ps

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メルセデスベンツSL63 AMG(欧州仕様)
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メルセデスベンツの最上級ロードスター、『SLクラス』。その高性能なAMGバージョン、『SL63 AMG』の欧州仕様が、パワーアップすることが判明した。

これは、メルセデスベンツが明らかにしたもの。「欧州で6月から販売されるSL63 AMGのエンジンを、585psにパワーアップする」と発表している。

SL63 AMGには、「V8 BITURBO」と呼ばれる排気量5461ccの直噴V型8気筒ツインターボエンジンを搭載。現行モデルは、最大出力537ps/5250-5750rpm、最大トルク81.6kgm/2000-4500rpmを引き出す。

このエンジンが、欧州では6月から、最大出力585ps、最大トルク91.8kgmに向上。新型『Sクラス』および『Sクラスクーペ』のS63 AMGと、共通スペックに進化を果たす。

現行比で、最大出力は48ps、最大トルクは10.2kgm引き上げられる計算。メルセデスベンツは、「リアアクスルには、AMGのLSDが標準装備され、優れたトラクション&ダイナミクスを保証する」と説明している。

《森脇稔》

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