【ニューヨークモーターショー14】アキュラ TLX 、市販版を発表…新型スポーツセダン

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アキュラ TLX
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ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、『TLX』の市販モデルを初公開した。

アキュラは2014年1月、デトロイトモーターショー14にコンセプトカーの『TLXプロトタイプ』を出品。それから3か月後のニューヨークモーターショー14では、市販版のTLXがワールドプレミアされた。

アキュラTLXは、アキュラブランドのミドルセダン、『TL』の後継車。すでにアキュラは、最上級サルーンの『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)を、モデルチェンジを機に、『RLX』に車名変更した。これと同じネーミング手法で、アキュラTLはアキュラTLXに生まれ変わる。

コンセプトカーに対して、市販版では、グリルやドアミラーなど、細部のデザインを小変更。基本フォルムは、コンセプトカーを踏襲する。LEDヘッドライトはRLX同様、宝石を散りばめたようなデザインとした。

搭載エンジンは、2種類の新開発直噴ガソリン。2.4リットル直列4気筒「i-VTEC」(最大出力206hp)は、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせる。気筒休止システム付きの3.5リットルV型6気筒「VTEC」(最大出力290hp)は、新開発の9速ATとの組み合わせ。3.5リットル仕様には、4WDの「SH-AWD」を設定。FF仕様には、次世代の4WSシステム、「P-AWS」が採用される。

静粛性をとくに重視しており、アクティブノイズコントロールの採用や各部の入念な作り込みにより、あらゆる走行状態で、ノイズを低減。また、CMBSと呼ばれる自動ブレーキや衝突警告、車線逸脱警告、レーン維持アシスト、アクティブクルーズコントロールなど、先進の安全装備が用意される。

アキュラTLXは年内に、米国市場で発売される予定。アキュラはTLXをスポーツセダンに位置付け、顧客へのアピールを強化していく。

《森脇稔》

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