フェラーリ・フォーミュラ1チームの代表であるステファノ・ドメニカリは4月14日、チームの代表の地位からの辞任を表明した。
ドメニカリに代わり後任を務めるのは、現在フェラーリ北アメリカの社長兼CEOであるマルコ・マティアッチ氏。
フェラーリは2014年シーズンにおいて落胆的なスタートを切り、フェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンの両ドライバーが過去の3レースで表彰台に立つこともできなかった。
「私は心からチームの男性達や女性達、ドライバー達やパートナー達と私達が、これらの全ての年月で楽しむことのできた素晴らしい関係に感謝している。私はフェラーリが居るべき場所にできるだけ速やかに戻れることを望んでいる」とドメニカリは語った。
ドメニカリは1991年にフェラーリに合流し、連続した昇進の後、ミハエル・シューマッハが5回連続の王座を獲得した4度目の年である2003年に、スポーティング・ディレクターに任命された。その後彼は2008年シーズンの前に、ジャン・トッド氏からチーム代表の座を引き継いだ。