ドイツの高級車メーカー、BMWが4月16日、米国で開幕するニューヨークモーターショー14でワールドプレミアする『M4コンバーチブル』。同車の高性能ぶりをアピールした映像が、ネット上で公開された。
BMWは2014年1月、デトロイトモーターショー14で、『4シリーズクーペ』の頂点に立つ高性能モデル、『M4クーペ』を発表した。M4コンバーチブルは、このM4クーペに続いて登場した第2の『M4』。
M4コンバーチブルのベース車両は、『4シリーズカブリオレ』。ベース車同様、リトラクタブルハードトップを採用し、簡単にクーペボディからオープンボディへと切り替えられる。ルーフの開閉時間は、およそ20秒。18km/h以下なら、走行中でも開閉可能。
オープンボディでも、パフォーマンスはM4クーペ同様、ハイレベル。搭載エンジンは、M4クーペと同じく、直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボ。最大出力431ps/5500-7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850-5500rpmを発生する。
トランスミッションは、6速MTと7速デュアルクラッチ「DCT」 。0-100km/h加速は、7速DCTが4.4秒、6速MTが4.6秒。これはM4クーペの7速DCT 4.1秒、6速MT 4.3秒と比較しても遜色ない。最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。
4月4日、BMW Mは公式サイトを通じて、M4コンバーチブルの映像を公開。サーキットで優れたパフォーマンスを披露している。