フィアットクライスラージャパンと販売店契約を締結しているホウセイは、4月12日にクライスラー郡山/ジープ郡山を新規オープン。同時に同じ敷地内にフィアット郡山/アルファロメオ郡山もリニューアルオープンする。
オープンに先駆け、4月8日に関係者及び一部報道陣にショールームを公開し、オープニングセレモニーを開催した。
ホウセイ代表取締役の渡邉茂氏はその席上で、フィアット・アルファロメオに加え、新たにクライスラー・ジープブランドを取り扱う理由について、平成12年6月にフィアットクライスラージャパン代表取締役社長兼CEOのポンタスヘグストロム氏とともに、デトロイトのクライスラー本社へ視察に出かけたのがきっかけだったという。
「デトロイトの本社工場のサーキットで、6.4リットル、約500馬力のクライスラー『300CSRT8』に乗せてもらい、サーキット走行で200km/h以上のスピードを出す経験をした」。更に、コロラド州の砂漠と岩場のテストコースでジープ『ラングラー』をテスト。「冗談のような話だが、自分が崖を這って登ろうとしても登れない、そんな急傾斜を平気で登って行くという体験をした」と話す。
渡邉氏は、「クルマというのは自分が考えていた以上に色々な楽しみ方があり、まだまだ魅力的なものがあると思った。自分もクルマ好きなので、このビジネスに参加しようと決意。クライスラー・ジープがフィアットグループに加盟したこともあり、このチャンスが得られたので、ショールームの建設になった」と、クルマの魅力が取り扱い決定につながったことを述べた。
当日、フィアットクライスラージャパン代表取締役社長兼CEOのポンタスヘグストロム氏も会場に駆けつけ、「我々のアメリカンブランドをここ郡山にて展開し、このような美しく近代的なディーラーを開設していただいたことに感謝する」と語った。