電気自動車(EV)ベンチャーのSIM-Driveは3月31日、EV試作モデル第4弾「SIM-HAL」が完成したことを発表した。
「SIM-HAL」は、SIM-Drive の基本技術であるダイレクトドライブ式インホイールモータとコンポーネントビルトイン式フレームを採用した第4世代の電気自動車。これからの本格EV社会を切り開く次世代コアモデルとなることを目標に2013年2月より開発をスタートした。今回は4輪独立制御を新たに採用し、EVならではの高機動性と安定性を両立させている。
またパワーユニットには、新開発の超軽量・高効率SSモータを搭載し、最大出力260kW、最大トルク2480Nmを発生。最高速度は時速180km(リミッター作動想定値)に達する。